7つの積乱雲群 バックビルディング形成
気象庁気象研究所は9日、広島市で土砂災害を引き起こした8月20日の大雨について、7つの積乱雲群が次々と生まれた「バックビルディング形成」が起きていたことが要因だったとする解析結果を発表した。
バックビルディング
レーダーの解析では、広島、山口県境付近で19日午後11時45分から20日午前3時15分にかけ、約30分ごとに積乱雲群が発生。連なるように北東へ移動し、長さ約100キロ、幅20~30キロにわたり線状の降水帯をつくった。この間、200ミリ超の雨量を記録した広島市安佐北区三入の上空には、7つのうち5つの積乱雲群が通過していた。
気象研によると、積乱雲を生み出したもとは豊後水道付近の大量の水蒸気で、19日午後6~8時ごろに大気の低い部分で強まった南風と上昇気流によって北側の上空に運ばれた。
バックビルディング
県境付近では先にできた積乱雲の移動後も湿った空気の供給が続き、新たな積乱雲ができる現象が続いた。バックビルディング
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