「価格の低下心配」 阿蘇山噴火、竹田市の農家ら

「価格の低下心配」　阿蘇山噴火、竹田市の農家ら 小規模噴火をしている熊本県・阿蘇山の中岳第１火口で２６日朝、高さ約千メートルの噴煙が上がった。福岡管区気象台（福岡市）によると、千メートル級の噴煙は９月以降、複数回確認されているが、今後噴火活動が活発化する兆候はみられないという。 　中岳がある熊本県阿蘇市や中岳から約３０キロ離れた宮崎県五ケ瀬町などでも降灰が確認された。阿蘇山噴火 　気象台は今後、降灰の成分を分析し、マグマが地表に噴出する「マグマ噴火」であるかどうかを調べる。噴石は火口周辺までは飛散していないが、マグマ噴火で規模が大きくなれば、広範囲に噴石が飛散する可能性も出てくる。 　大分地方気象台によると、大分県内は竹田市や豊後大野市で降灰が確認された。 　竹田市菅生の佐藤正勝さん（７２）の畑では、雨にぬれたレタスの表面に所々、灰がうっすらと付着。妻の八千恵さん（６８）が畑一面に育ったレタスを噴霧器を使って洗った。八千恵さんは「灰が降ったのは２０年以上ぶり。豊作で価格が安い上に、灰の影響で市場の取引金額が下がれば出荷できないかも」と心配そう。阿蘇山噴火 　ハクサイを生産している男性（６４）は、ハクサイの葉を１枚剥がした後、１個ずつ灰を洗い落とし、「洗えば出荷できるが、これ以上、降灰が続けば困る」。 　県農協竹田事業部園芸課の三好健次課長は「現時点は、レタスやハクサイの収穫が終わりに近づいていたときなので深刻な被害ではない。市場がどのように判断するか気になる。風評被害が出ないよう願いたい」と話した。阿蘇山噴火 ノースフェイス パープルレーベル 取扱店 ノースフェイス、通販 ノースフェイス ブーツ 2014 THE NORTH FACE supreme 2014 THE NORTH FACE supreme ダウン